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経営者の皆様へ

助成金を活用しませんか

 

経営課題には、資金繰り、売上拡大などの課題以外に、従業員に関する問題も多いのではないでしょうか。

  (課題・悩み)

・募集しても人がこない

・従業員にやる気がない

・職場に活気がない

・離職率が高い

 

一方、中小企業で働く従業員は、現在の処遇、職場の人間関係、将来への不安を抱えています。

  (不安・悩み)

・給与・賞与などの処遇

・今後のキャリア形成

・企業内での評価

・将来の目標

 

 

経営者と従業員の意識のずれが、組織の結束を乱し、企業競争力を低下させる原因となっています。

助成金は、人の採用、人の活用、人の育成など、人材強化に取り組む企業を支援するために、国が用意した助成制度です。

経営資源「人、物、金、情報」の内、「人」の強化に、助成金を活かしてみては如何でしょうか。

企業を変えるのは、「人」です。改革への積極的な経営者の姿勢・信念が「人」を変えます。

 

助成金とは

 

助成金に関心はあっても、支給要件や用語が分かりにくいためか、中小企業では、助成金の活用に積極的ではありません。

厚生労働省が所管する助成金は、雇用保険に加入する従業員がいれば、業種を問わず、企業はいつでも申請ができます。

(支給要件を満たすことが前提です)

 

 

人材強化を支援 助成金は、人の採用、人の活用、人の育成など、人材強化に取り組む企業を支援する、国の制度です。
雑収入として計上 助成金は、会計上、雑収入(営業外利益)として計上できます。助成金は、融資と異なり、返済が不要な自由に使えるお金です。
中小企業を優遇 助成金は、中小企業を優遇しており、中小企業と中小企業以外(大手企業)では、助成金額が異なります。

 

 

助成金を活用する中小企業の特長は

 

助成金を積極的に活用する中小企業には、共通した特長があります。

 

経営理念の共有 経営理念・経営目標・行動規範を従業員と共有している
人材戦略の立案 経営理念のもと、中長期の人材採用・活用・育成計画がある
助成金の申請 人材戦略に基づき、ほぼ毎年、助成金を申請している
助成金の活用 従業員の処遇や職場環境の改善に、助成金を活用している
人材の採用 求人の際には、経営理念や求める人材像を説明している
人材の活用 従業員自ら能力を発揮し、互いに協力し合う仲間意識が高い
人材の育成 新たに採用する者を、迎え入れる教育体制(OJT)ができている
企業競争力UP 従業員が率先して、仕事の生産性向上に取り組んでいる

 

助成金を活用する中小企業には、経営資源である「人」を育てて、活かす戦略があり、積極的に人材への投資をしています。

 

人材戦略

人材戦略と助成金

 

企業競争力を高め、売上拡大、経費削減、収益向上を実現するためには、人材の強化が必要です。

人材強化には、人材を育て、活かし、機能させる人材戦略がなければなりません。

人材戦略には、従業員がやりがいを感じられる職場環境とそれを支援する制度が不可欠です。

人材強化には、長い時間と忍耐、投資が必要です。

企業競争力を高めたい企業は、職場環境や制度の整備に、助成金を活用されては如何でしょうか。

 

人材の採用

 

■企業の価値観(経営理念・経営目標・行動規範)の共有

 

制度・施策 助成金
経営理念・経営目標・行動規範  
雇用多様化と採用計画

特定求職者開発助成金

トライアル雇用助成金

地域雇用開発助成金

 

 

人材の活用

 

■働きやすい職場環境と能力が発揮できる支援制度の整備

 

制度・施策 助成金
就業規則  
業務改善活動と表彰制度  
人事評価制度と賃金制度 人材確保等支援助成金
雇用区分と雇用転換制度 キャリアアップ助成金
子育て支援 両立支援等助成金
職場環境整備

障害者雇用安定助成金

65歳超雇用推進助成金

 

 

人材の育成

 

■スキルやキャリアアップの支援とモチベーションの向上

 

制度・施策 助成金
リーダーシップ(率先垂範)  
企業内教育と企業外研修 人材開発支援助成金
自己啓発  

 

人材投資

 

企業の競争力強化には人材への投資が不可欠

 

従業員満足、顧客満足、企業業績の因果関係を示した「サービスプロフィットチェーン」という概念があります。

この概念は、米国のヘスケット教授らによって提唱され、多くの企業で実証されました。

企業の成長には、顧客満足だけでなく、従業員満足の向上が重要であることを示しています。

 

概念の内容

 

従業員のために、企業内サービスの質を向上すれば、従業員の満足度が高まる

企業内サービスとは、職場環境、人事評価制度・賃金制度、人材育成などの制度の改善のこと)

従業員の満足度が向上すれば、労働生産性が高まる

労働生産性が向上すれば、顧客サービスの価値が高まる

顧客サービスの価値が向上すれば、顧客の満足度が高まる

その結果、顧客満足度の向上が、企業の業績を高める

 

「サービスプロフィットチェーン」

 

 

 

人事評価制度・賃金制度は、企業を運営する上で、もっとも重要な制度・施策のひとつです。

経営者の裁量だけで人事評価、給与を決定する、透明性、公平性に欠けた人事評価制度・賃金制度が、

従業員のモチベーションを低下させ、離職率を高めています。

人事評価制度・賃金制を導入したにも関わらず、成果主義に基づく人事評価と処遇が、

従業員のモチベーション低下を招き、業績不振に陥る中小企業もあります。

 

企業の競争力強化には、人材への投資が不可欠であり、そのための人材戦略が必要です。

経営者は、企業の成長に合わせて、従業員のための、身の丈に合った制度・施策を導入することが重要です。